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オーナーの要望: 個性的な家にして欲しい。断熱性を高めて欲しいのでペアガラスを入れて欲しい。ジャズドラムを叩くので防音室を作って欲しい。屋上の景色が良いので屋上に出られるように。構造は重量鉄骨造にして欲しい。地盤が非常に悪いので注意して欲しい。和室は法事のために作って欲しい。風呂はユニットバスが良い。洪水で水が出ることがあるので家を高くして欲しい。明るい家が良い。本棚をたくさん欲しい。
V+Fの解答: 敷地はたんぼを埋め立てている上に地下30mまで砂のような軟弱地盤。まともに杭を打ったりしたら数千万円かかりそうだったので、構造事務所との協議の上水に浮かぶヨットのような構造に。地面から3mをソイル杭により地盤改良し建物の下におもりをぶら下げたような格好にして地盤沈下を起こす際は全体が水平に沈むように計画。見事に2年で2cmまっすぐに沈みそこで安定しました。構造は要望通り重量鉄骨造としています。敷地が広かったので南に大きく庭を作りそこに向かってリビングからテラスが伸びています。このテラス(濡縁)は洪水の際に水面上になるように地面から1m程上げて張り出し建物をぐるっと囲んでいます。結果この縁の上に建物が乗っているように軽やかな感じにしました。玄関ポーチ等には階段で上がる形になります。防音室を作り、和室を法事の際に居間と一緒に使えるように連続させ大きな開口で十分な光を取り入れています。キッチンにも大きな窓をつけ開けた景色を眺めつつ家事が出来るようにし、各個室にも十分な光が行き渡るように開口には注意しました。暗くなりがちな階段室もトップライトとグレーチングの使用により明るくし、家中が昼間は電気をつける必要がないようにしています。リビングには大きな本棚を作り、その上で建物の外観はシルバーと黒のコントラストを付けたシャープな感じにし、玄関前の黒い壁などでアクセントを付けて個性ありながら清潔感あるデザインにしました。要望に応えつつオリジナルのデザインを目指しました。
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